オール電化の強みやメリット

オール電化の強みやメリットは基本使用料を一本化できることでしょう。
一本化することでその料金がどうなっているのかを可視化しやすく、電力会社の見直しや電気料金プランの見直しもしやすくなってきます。
生活に直結する部分を見直ししやすいのは何よりのメリットと言えるのです。

他にもエコキュートや電気温水器を使って上手く節約することが出来れば電気の単価をより下げられるといったメリットがあります。
安い夜間電力をうまく使って蓄熱暖房機や湯沸かしコストを削減するといった立ち回りもあるのです。
あとは、オール電化にするとガスなどの熱源がなくなることでガス漏れや不完全燃焼などのトラブルが発生しないといった強みもあります。

オール電化の弱点やデメリット

オール電化の弱点やデメリットはやはり電気料金値上げによる影響をとても大きく受けてしまうことにあります。
他にもオール電化にするには台所やお風呂場などの設備をオール電化仕様にシフトする必要があるため、初期投資が割高になりやすいというのもデメリットです。

そしてオール電化の電気料金プランは夜間料金は安くなるように設定されているところは多いのですが、その反面日中の電気の単価が割高になっていることが多いです。
夜間にエコキュートや蓄熱暖房機が上手く仕える方ならば問題ないのですが、そういった状況や環境にない方はこのデメリットが重くなります。
また、IHクッキングヒーターはIH用の調理器具しか仕えないのでガスを使って調理することに慣れている人にとっては使いにくいと感じる方もいます。

エコキュートの注意点

エコキュートの注意点もいくつかあります。
まず、エコキュートはサイズがありますので設置場所がそもそも確保できない人はアウトとなってしまいます。
サイズは幅が約1m80cmで奥行きが80cm程度ありますので覚えておきましょう。
また、電気料金プラン次第で料金がむしろ上がるケースもあることは注意してください。

さらに注意すべき事はエコキュートはその性質上お湯をタンクに貯めて使うことになるので、そのお湯は飲用水には使えません。
あとは、エコキュートで故障が発生してしまうと修理費用が高額になるケースもある点も覚えておきましょう。

エコキュートにするのなら料金プランを見直そう

エコキュートをより上手く活用するためには電気料金プランを見直すことが大前提です。
まず、エコキュートは夜に使う電気の料金が安くなり昼間は高くなるといったプランを契約するのが基本ですが、これは夜の時間帯にお湯を沸かすことを大前提の契約となっています。
また、エコキュートはお湯の総量が足りないと自動でお湯を追加する設定にしているケースがありますが、このタイミングが昼になると電気料金が割高になってしまうので要注意となっているのです。